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甘い言葉で誘惑し、人を堕落へ誘うもの。布団の中での読書へいざなうおすすめ悪魔ものマンガ

時よ止まれ

どうも、堕落の合間に人生やってる管理人です。でないとこんなサイト数年続けられないわけですが、こう大量に読んでて意外とおすすめ作品が出てこないのが悪魔もの。
天使や神様とセットで出てくることが多いってのもありますが、悪魔以外に死神、魔王、鬼、妖怪などもメジャーでパイの奪い合いが起きてるし、「死にそうな人のところにくる」「世界征服をしたい」といったシンプルさに対し、ある程度の教養が要求される微妙なハードルの高さがあります。そのへん気にしない作品もままありますが。
あと日本ではキリスト教が根付いてないのもあるのかなと。エクソシストとかオーメンとか、あるいはそれこそファウストみたいなのをやろうと思うとやはり舞台が海外のほうが自然だし映える。日本だと狐憑きになっちゃうんですよね。
悪魔はファンタジーでもよく出てくるので、根気よく読んでれば時々更新できる気はしてます。悪魔退治ないしは悪魔が主人公格の作品を広範に紹介できればと思います。

チェンソーマン(藤本タツキ)

売れるものは臓器も眼球も売り払い、およそ人間の尊厳からは無縁。ただ金を返すためだけにデビルハンターとなった少年は、普通の暮らしを営むことが夢だった。「満たされない復讐」を目指すファイアパンチから、ハードルの低い目標を目指す少年の奇妙な青春へと舞台は移る。藤本タツキの第二作。

第19話”ノーベル賞”(3巻収録)より

ざっくり言えばポップなデビルマン(ドロヘドロ混在)。藤本先生「らしさ」みたいなのはしょっぱなから全開、戦闘中の台詞がセンスおかしくて楽しいです。基本的には血がドバドバ腸がデロンのアクションですが、映画的な演出力の高さと構成でも評価の高い作品。


伏線が多く考察しがいはありますが、肝心の部分が「なんで?」みたいなこともちらほら。なぜか読んでて、ノエル・ギャラガーの「韻踏んどけばみんな喜ぶ」みたいな発言を連想しました。
「このマンガがすごい!2021 オトコ編」1位。第1部が「週刊少年ジャンプ」で2019~2021年、全11巻。第2部が「少年ジャンプ+」で連載予定。

試し読み 少年ジャンプ+

ノケモノたちの夜(星野真)

生まれつき悪魔を見るこのできる少女・ウィステリアが出会ったのは、永遠の命を持つ大悪魔・マルバス。退屈を持て余す悪魔と奴隷のような境遇の少女は、孤独な夜を紛らわせ合う話し相手となった。だが、どんなに少女の未来が救われないものであろうとも、悪魔は見返りなしに人を助けることはできない――

第1話”Let’s be alone together”(1巻収録)より

スーツ着た悪魔と無垢な少女が友人になる、少年誌らしさとエグさが織り交ざったダークファンタジー。悪魔サイドもアレですが、聖職者サイドも戦争後遺症だの薬物中毒だのとかなり黒い。


悪魔が全体的に人間くさく、不気味さ、底知れなさを感じさせないのはマイナスと言えばマイナス。コメディシーン多めで読みやすいサンデーらしさもしっかりあります。「週刊少年サンデー」で2019年~連載。

類似作 この愛は、異端。(森山絵凪)

試し読み pixivコミック

魔入りました!入間くん(西修)

幼い頃から非常識な親に振り回され、齢14歳にして究極の危機回避能力を身に着けてしまった鈴木入間。しかしこれはさすがに酷すぎる。お金のために悪魔に売り飛ばされた彼は、魔王候補にすらなる実力者・サリバンの孫として、人間を食べ物と考える悪魔たちの学校へ入学することになる。

第8話”悪食の指輪”(2巻収録)より

とはいうものの、悪魔たちは(少なくとも表面上は)平和的で善良。舞台を魔界にしつつ、ストーリーとしては学園コメディとなっています。チャンピオンはこういうズラした学園もの好きですね。
普通にコメディかと思いきや意外に盛り上がり、少年誌的なカッコよさも楽しめる良作。


チャンピオンなので、ツリ目の怖い実力派お兄ちゃんが決闘したら仲良くなって……あとはわかるな? 的ギミックなども義務のようにあります。西先生はもともとジャンプ系で活躍されてたらしいんですけど、郷に入れば郷に従うというか。
「週刊少年チャンピオン」で2017年~連載。

試し読み 秋田書店特設サイト

左門くんはサモナー(沼駿)

謎の転校生・左門召介の特技は悪魔召喚。当然のように痛い子扱いされる左門だったが、天使のような心を持つ天使ヶ原桜だけは、気を使って彼に話しかける――それが余計なお世話と、後々思い知ることになるのだが。強者は弱く、正しいものも誤っている。パラドクスを編み込んだ沼駿デビュー作。

第27話”左門くんはゴミに等しい戦力”(4巻収録)より

初期はミステリアスな強キャラだった左門くんですが、2巻から小物かつゲスな性質を発揮していき、通称カス虫として第二の人格を獲得してからがいわば本番。表紙から予想できませんが、両津勘吉的クズ系ギャグ漫画としてかなり面白いです。たまにシリアスな召喚バトル展開もあり。


絵もデフォルメされつつボリューミーで上手い(カートゥーンの影響を受けてるのか、手がでかい)。「週刊少年ジャンプ」で2015~2017年連載、全10巻で完結

類似作 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)

試し読み ジャンプBOOKストア!

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rokuro

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