ヤンキー・不良系マンガということで、暴走族ものも入ります。人気作の多いビッグジャンルですが、現実のヤンキー文化そのものの衰退により一度ピークを越えている感があり、最近は少しヒネった作品が増えてる傾向です。一発当たるとすぐ30巻とか越えてくるので、なかなか読めないんですがまあ細々と追加していこうかと。
とはいえ基本は血気さかんな若者が反社会的にドワーとやるマンガが多いのは共通。どっちかというと開き直ってる作品、「不良であること」に対して変に言い訳をしない作品のほうが高評価です。
千葉の共学校・私立軟葉高校に転向してきた元地味系少年・三橋貴志は、転校デビューを決めるべく髪を金色に染めたものの、同じく転校デビューの侠気あふれる好青年・伊藤真司と思惑がブッキングしてしまう。最初は張り合っていた彼らだったがなんやかんやで意気投合、楽しくバイオレンスな高校生活をともに過ごす相棒となる。ギャグ系不良マンガを代表する作品のひとつ。
試し読み 小学館eコミックストア
平成元年、最初は女を引っかけたいだけだった――半グレのグッさん、マーボは大阪環状線に魅入られ、チーム「トリーズン」の一員としてレーシング(と喧嘩)に明け暮れることになる。女とクルマのもたらす楽しさも、痛みも知らずにいた頃。自身環状族だった作者の体験も反映された、リアルな走り屋メモリアル。
試し読み 講談社コミックプラス
気の合う仲間と気の強い彼女、ヤンチャしていた少年時代はより強い暴力により「奴隷」の記憶に塗り潰された。逃げ続けて今はさえないバイトくんとして日を送る花垣武道(26)は、ある日ニュースでかつての彼女――立花日向とその弟、ナオトの死を知る。さらに自分自身も駅のホームから電車の前に転落し――次の瞬間目覚めたのは、十二年前の中学時代。そこで出会ったナオトと握手した武道はふたたび12年後に舞い戻り、自分の行動が未来を変えたことを知る。……ならば、日向を救うこともできるのか?
狂犬のような不良のひしめく「東京卍會」の中枢に迫り、運命にリベンジを挑むタイムリープ不良マンガ。
試し読み マガポケ
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