僕らは未来の社会人
エンタメ産業の常としてブラックさにも定評のある、ゲームクリエーターおよびゲーム会社系おすすめマンガです。ほぼほぼテレビ・スマホ・PCゲーあたりのマンガになりますが、アナログゲーやデスゲームなどでもOK。鬼のように他ジャンルとかぶるので、隙を見て追加していけたらなー、と思います。ちなみに、声優マンガなんかでもよくゲーム作りの話題が出ます。
リスタート! ~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~(坂木原レム)
ゲームディレクター・宮友雄一はちょっと外出した帰り道、謎の男に呼び止められ「会社の未来を救え」と告げられる。男の後を追おうとした彼が見たのは、地面に落ちた製作中のSFCソフト「ドラゴンレジェンドⅣ」の完成品、そして突如巻き起こる稲光。
目を覚ました彼がいたのは25年後の2020年。PS5の発売を迎え、スマホ全盛のこの時代で、彼は再びゲームディレクターとして時代の後を猛追することになる。
デスマ推しとはまた一味違う、明るく楽しくミステリアスなお仕事ものとして割とおすすめです。
2巻は自分自身が「実際にゲーム画面を作ってみよう!」みたいな試みをしながら作画していたので、こういう副産物がちょいちょいあったりします🥴#リスタート
1話試し読み→ https://t.co/kvw0GLE5DR pic.twitter.com/PFXRb6tyVy
— 坂木原レム🎮2巻12/23 (@remsaka) December 2, 2021
「月刊モーニングtwo」で2020年~連載。坂木原先生は元ゲームディレクターだそうです。
試し読み コミックDAYS
EGメーカー(酉川宇宙)
男の秘められた夢の花園、最後の聖域、禁断の魔境エロゲーメーカーにグラフィッカーとして就職してしまった美大卒の巨乳美女・吉見優香。そこで出会うのは仕事のためなら良識ある大人の仮面を容赦なくかなぐり捨てる、というかそもそもかぶってない頭おかしめの先輩方と、「どう塗ったらよくわからない」シモ系原画の数々。資料として怪しげなお店に足を踏み入れ、時には自分の身体を参考にする優香の情熱は彼らを認めさせることができるのか――?
実際絵ばっかり描いて仕事したければエロゲメーカーはすごくいいらしいですね、業界的にはかなり厳しいとは聞きますが、そこまで突っ込んだ話はなく、基本一塗師が目撃した業界の変な人たち、といった作り。
全4巻で割ときれいにまとまって終わりますので、軽めのクリエイターものをお求めで下ネタ耐性がある方におすすめ。
俺の作ったゲーム、クソだってよ。(シナガワ)
作るゲームがことごとくクソゲーの乙女/BL系ゲーム作製集団「チーム9」――そのグダグダの日常を描くギャグ漫画で、時々一般プレイヤーがBLゲーをプレイする話が入り、彼らの作ったゲームのカオスぶりも堪能することができます。
ゲーム会社で働く才能溢れる若者たちが、「面白いゲーム」を作りたいのにタイトな納期や上からの無茶振り、急な仕様変更や同僚の失踪などにより理想とかけ離れたクソゲーをリリースし、世間から揶揄されつつも最後には一本の名作を生み出すまでを描いた情熱ゲーム会社人間ドラマ……みたいなのをタイトル見て予想したんですけどね。全くそういう要素がないけど表紙からはわからないので、損してる気はします。
「ゼロサムオンライン」で2013~2014年連載、全1巻で完結。
試し読み pixivコミック
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