面白いは作れる(こともある)!ゲームメーカー・クリエーター・ゲーム業界系おすすめマンガ

僕らは未来の社会人

エンタメ産業の常としてブラックさにも定評のある、ゲームクリエーターおよびゲーム会社系おすすめマンガです。ほぼほぼテレビ・スマホ・PCゲーあたりのマンガになりますが、アナログゲーやデスゲームなどでもOK。鬼のように他ジャンルとかぶるので、隙を見て追加していけたらなー、と思います。ちなみに、声優マンガなんかでもよくゲーム作りの話題が出ます。

リスタート! ~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~(坂木原レム)

ゲームディレクター・宮友雄一はちょっと外出した帰り道、謎の男に呼び止められ「会社の未来を救え」と告げられる。男の後を追おうとした彼が見たのは、地面に落ちた製作中のSFCソフト「ドラゴンレジェンドⅣ」の完成品、そして突如巻き起こる稲光。
目を覚ました彼がいたのは25年後の2020年。PS5の発売を迎え、スマホ全盛のこの時代で、彼は再びゲームディレクターとして時代の後を猛追することになる。

「スマホって何?」というところからスタートしつつ、高速で現代に適応し新たなゲーム制作に挑む主人公の貪欲かつ素直な姿勢が好感を持てますし、絵、ストーリー、演出なども平均的にパラメータ高いです。平成初期から来た彼のもっとも目立つ仕事の特色が、会社に住む勢いで残業することだというのもなるほどリアル(ほんとに住んでる可能性もある)。
デスマ推しとはまた一味違う、明るく楽しくミステリアスなお仕事ものとして割とおすすめです。


「月刊モーニングtwo」で2020年~連載。坂木原先生は元ゲームディレクターだそうです。

試し読み コミックDAYS

EGメーカー(酉川宇宙)

男の秘められた夢の花園、最後の聖域、禁断の魔境エロゲーメーカーにグラフィッカーとして就職してしまった美大卒の巨乳美女・吉見優香。そこで出会うのは仕事のためなら良識ある大人の仮面を容赦なくかなぐり捨てる、というかそもそもかぶってない頭おかしめの先輩方と、「どう塗ったらよくわからない」シモ系原画の数々。資料として怪しげなお店に足を踏み入れ、時には自分の身体を参考にする優香の情熱は彼らを認めさせることができるのか――?

EGメーカー

第3話”ピンク…です”(1巻収録)より

基本はエロギャグ漫画で各回課題の提出→試行錯誤とトラブル→解決というドラマの基本を踏み、安定したアベレージを叩き出す「中堅」感のある作品。題材的に合う・合わないはかなりあり、ハマればかなり笑えるマンガです。個人的にはアフレコの回が登場人物全員狂ってて面白かった。

実際絵ばっかり描いて仕事したければエロゲメーカーはすごくいいらしいですね、業界的にはかなり厳しいとは聞きますが、そこまで突っ込んだ話はなく、基本一塗師が目撃した業界の変な人たち、といった作り。
全4巻で割ときれいにまとまって終わりますので、軽めのクリエイターものをお求めで下ネタ耐性がある方におすすめ。

俺の作ったゲーム、クソだってよ。(シナガワ)

作るゲームがことごとくクソゲーの乙女/BL系ゲーム作製集団「チーム9」――そのグダグダの日常を描くギャグ漫画で、時々一般プレイヤーがBLゲーをプレイする話が入り、彼らの作ったゲームのカオスぶりも堪能することができます。

基本全編悪ノリしてるマンガ。絵は雑だしテンポも悪いんですが、ネタに切れ味があります。割と後半に面白い話が集中してる感じ。デビュー作だからかな。
スワベキャラ

STAGE15″いやな予感と風邪っぴき”より

ゲーム会社で働く才能溢れる若者たちが、「面白いゲーム」を作りたいのにタイトな納期や上からの無茶振り、急な仕様変更や同僚の失踪などにより理想とかけ離れたクソゲーをリリースし、世間から揶揄されつつも最後には一本の名作を生み出すまでを描いた情熱ゲーム会社人間ドラマ……みたいなのをタイトル見て予想したんですけどね。全くそういう要素がないけど表紙からはわからないので、損してる気はします。
「ゼロサムオンライン」で2013~2014年連載、全1巻で完結

試し読み pixivコミック

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