これが憧れのU+1F356か……
グルメ系の中でも、異世界や架空世界、フィクション内の食事をメインに切り取った作品のみを蒐集したカテゴリです。未来の食事もここに入る可能性があるので、過去の食事も同様ですが、作品ごとのニュアンスで判断します。しかしまたこういう更新しにくい記事を作る……。
ジャンルの性質上ファンタジーかSFのどっちかになりますが、ホラーでもできないこともないかもしれません。料理方法などは現実世界と同一でも特に問題ないものとします。
ダンジョン飯(九井諒子)
冒険者たちは装備を整えて、ダンジョンへ潜る――しかし何事にも金がかかる。
主人公たちは色々あって、迷宮に潜むモンスターや植物を捕獲・採集しては調理し、賞味しながらダンジョンを奥へ奥へと進んでいくことになる。彼らは無事に目的を果たすことができるのか、そしてスライムやミミックは、果たしておいしく食べられるのか――?
元々ファンタジーに置いてた作品ですが日常ファンタジーに移り、「これ日常か?」ということでこちらに移転となりました。もう動かないはず。
なんとなく読んでると「富士見書房」という言葉が頭に浮かぶマンガです。たぶん九井先生はあのへんお好きなんじゃないかという気がする。
幻想グルメ(原作:天那光汰 漫画:おつじ)
あっけない死を迎えてスーツのまま異世界に転生した桂木俊一郎は、現世の知識と幸運な出会いを武器にして経済的に大成功を収める。そんな彼の生きがいは、メイドのシルフィンとともに異世界の様々なグルメを堪能すること――食い意地全開の主人公が様々な不思議料理を食レポする、異世界グルメファンタジー。

第16話”スライムの踊り食い”(3巻収録)より
「幻想グルメ」1巻は本日発売☆見どころを今度は俊一郎が説明してくれました!うーん、主人もメイドもそろっていいようにイジられてますね!?
書店にお立ち寄りの際はぜひ!!(≧∀≦*) https://t.co/WSksjvBvvr pic.twitter.com/UGY8KqVfoF— ガンガンONLINE (@ganganonline) 2017年6月24日
日常系ファンタジーでストレスなく読めるのがお好みであれば、割と満足できるのではないかと。料理ものとしてもなかなかクセのある素材が多く、味が想像つかない割に腹が減ります。原作は「健康で文化的な最低限度の異世界生活」という副題付き。
試し読み ガンガンONLINE
空挺ドラゴンズ(桑原太矩)
捕龍船で世界を股にかけ、龍を狩りながら旅をする龍(おろち)捕り。うまく獲れたら一攫千金、何より食べると龍は美味い!
ただし、ミスればこっちが食べられる――色んなファンタジーのいいとこ取り、グルメ系ファンタジー漫画の新たなる俊英。
龍が主体のマンガなので、料理ものとしては肉料理がメイン。ダンジョン飯ほど料理主体ではなく、しかし肉汁あふれる感じで読んでて腹は減ります。
試し読み アフタヌーン公式サイト
とんでもスキルで異世界放浪メシ(原作:江口連 キャラクター原案:雅 漫画:赤岸K)
王国を救う勇者たち――のついでに手違いで異世界に召喚されてしまったごく普通の会社員・向田剛志(27)は、異世界勇者としての特殊スキル「鑑定」と「アイテムボックス」、そしてスーパーから買い物ができるチートスキル「ネットスーパー」を武器に、護衛に異世界料理をふるまいながら世界を旅することになる。ところがその料理に目をつけた伝説の魔獣・フェンリルが突然現れ、(食べ物目当てに)彼と従魔関係を結んだことから、やにわに彼の存在は権力者たちの注目を集めることになる。

第2章”生姜焼きを作ったら何故か伝説の魔獣が従魔になった”(1巻収録)より
世界をゆるがす争いからのんびり食い倒れ紀行までなんでもできる設定ですが、交易と料理と旅行記がメインのようです。バイオレンス描写は薄め、異世界呼ばれるならこういうのがいいです。原作は小説家になろうの人気作。
試し読み コミックガルド
コメント
ダンジョン飯、幻想グルメはアニメ化されてもいいレベルだと思う。