大人も子供も遊びに本気。アナログゲーム・ギャンブル・遊び系おすすめマンガ

SAN値パワーアップ事業

かなり早い段階でオリジナルゲームカテゴリを作ってしまったせいで棚上げになっていた、既存ゲー・アナログゲー系おすすめカテゴリです。TV・アーケード系は別カテゴリとしますが一部ならOK、他カジノゲーム、ボードゲーム、ローカルゲーム、TCG、TRPG、子供の遊びまで基本どんなゲームでも取り扱います。麻雀は別カテゴリ、パズル系はそのうち別のカテゴリを作るつもりです。

【オススメ】放課後さいころ倶楽部(中道裕大)

引っ込み思案で人づきあいが苦手な高校一年生・武笠美姫は、自分の将来に思い悩む毎日を送っていた。何も好きになれない、何も興味が持てない……そんな彼女の日常に突然飛び込んできたのは、破天荒な転校生の高屋敷綾。正反対なふたりがさらにクラスメイトの大野翠を偶然街で見かけ、彼女のバイト先である「さいころ倶楽部」へ足を踏み入れた瞬間、アナログゲームがもたらす思いもよらぬ数々の体験と、得難い友人たちとの物語が幕を開く。

放課後さいころ倶楽部

第33話”そうだ!旅に出よう!!”(5巻収録)より

言わずと知れたアナログゲーム漫画の代名詞的作品。
ゲーム紹介×リプレイマンガとしてスタート、段々と「美味しんぼ」的な素材(ゲームの特色)と現実の問題がリンクする話作りの技術が発展していき、人間関係、仕事、進路など多くの人間ドラマが重層的に展開される密度の濃い作品として成熟していきます。思いの他恋愛要素の先が気になる。
個人的に凄く上手いと思ったのは54話のコードネームの回(9巻収録)。


たぶんアナログゲーム漫画だと、これ以上「本気」のものはもう出てこない(出せない)と思います。作画も丁寧でゲームの雰囲気がよくわかる。面白いマンガかゲーム、どっちかをお探しで未読の方はぜひどうぞ。
「ゲッサン」で2013~2021年連載、全19巻で完結。2019年アニメ化。
余談ですが、62話のおばあちゃんは1話で既に登場してたんですね。再読して気付きました。

試し読み ゲッサン

ラッキーマイン(鈴木マサカズ)

はじまりはほんの小さなツキだった。拾った500円が宝くじの1等賞に化け、その金が産んだ出会いのせいで、命と大金を賭けた馬鹿々々しいロシアンルーレットに挑むことになった鴨次七男。そして人生を賭けた運試しに引きずり込もうとする謎の男――彼が口にする「ラッキーマイン」は何を意味するのか?

ラッキーマイン

第8話”失言”(1巻収録)より

鈴木先生のマンガはおっさんがうろうろしているだけで割と面白いという特徴を持ち、なんてことのない話でも一定のアベレージに仕上げる確かな技量を持ちます。反面バランス感覚がいいので狂気と欲にまみれた血沸き肉躍るギャンブルに傾倒できず、結末もあっけない、要するに「いまいち盛り上がらない」のは否めません。

人生どうしていいのかわからない三十路寸前男のドラマとしてなら十分オススメできますが、「カイジ」みたいなのを期待して読むと肩透かし、という感じです。全4巻で完結。

デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(平方昌宏)

暇つぶしに人類を滅ぼしに現れた、最強の悪魔デビィ・ザ・コルシファ。偶然最初の喧嘩相手に選ばれた高校一年生・凄六郎は、苦し紛れにババ抜きでの勝負を持ちかける。
意外ッ! そこで明らかになったのは、腕っぷし以外はあまりにもザコい最強の悪魔の醜態だった。かくして目をつけられた六郎は、何かというと人類存亡をかけた暇つぶしに付き合わされることに……。

デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い

暇つぶし4″なぞなぞ”(1巻収録)より

平方先生の前作「街コロマッチ!+」に引き続き、ゲーム×ギャグのお気楽コメディ。耳とか尻尾とかで本心がバレバレ、最強の悪魔のくせに不憫かわいい成分高めのデビィの残念さを堪能する作品です。どことなくシャポーじいっぽさもある。


登場ゲームは球技でもカードゲームでもなんでもあり。勝負しないでも暇つぶしできればOKのようで、普通に外で遊ぶこともあります。暇つぶしすらしないこともあります。
「週刊少年ジャンプ+」で2020年~連載。

類似作 鳥獏先輩なに描ける?(くずしろ)、さぐりちゃん探検隊(あきやま陽光)

試し読み pixivコミック

鳥獏先輩なに描ける?(くずしろ)

毎回おもむろに現れては「私と賭けをしない?」と持ちかけ、ただしジュースだのシャーペンの芯だの賭けしろがショボく、しかも普通に負ける鳥獏先輩――と、なぜか彼女に気に入られた馬締忠くんの日々をラブコメちょい有りで描く、日常系ギャンブルコメディ。

ポンコツ美女の先輩とおとなしめの男の子ということで、雑に言えば「手品先輩」をギャンブルにしたようなコンセプト。ラブコメとしてもさりげなく面白いです(15話とか好き)。出てくるゲームはコイントスとか○×ゲームとか。


ちなみに先生、これ書いてる2019年時点で5作品同時連載されてる(wikipedia調べ)みたいです。素直にすごい。

類似作 デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い(平方昌宏)

試し読み 双葉社特設サイト

彼女とつーぴー(森井暁正)

クラスで一番かわいい瀬賀遊子にじゃんけんで勝ったら、突然告白された中学生の天堂ジン。おとなしめの彼女だがゲームと名のつくものは大好きで、プレイ中はいつもとは別人のようなアクティブな一面を見せる。しかも、ゲームには毎回刺激的な罰ゲームがついていて……。

彼女とつーぴー

第2話”クイズ”(1巻収録)より

といかにも大変なことになりそうなあらすじを書きましたが、直接的な描写は控えめ(中学生ですし)。ただなんというのか、罰ゲームを提案してくる美少女というシチュエーションが既に心の童貞部分を狙撃してくるというか……素朴な絵も好きです。


ラブコメとしてもさっぱりした味があり、なんだかんだ付き合いそのものは年相応な感じ。ゲームは棒倒しやらクイズやらで、TVゲームやアーケードも登場します。全2巻で完結。

試し読み ニコニコ動画

TRPGカフェにようこそ!!(槻山なみき)

漫画家を目指して10年芽が出ず、人生積みかけた青年・黒田雅王はフラフラと道路に飛び出し、通りがかった美少女に命を救われる。彼女にもう一度逢いたい一心で教えられたお店を訪れた彼を出迎えたのは、自分と全くちがう人格を演じるTRPGというゲームだった。

TRPGカフェにようこそ!!

第1話より

最初の3話が「TRPGとはどーゆーものか」を紹介する話で、そこから色んなTRPGを紹介していくのかと思いきやそうはならず、どちらかというと黒田の人生再建物語的な側面が強くなっていきます。他の方の感想読む感じ「TRPG経験者ほど気になる描写が多い」ようで、さいころ倶楽部的なものを期待すると「あれ?」ってなるかも。


とはいえマンガとしてはイケるし、とりあえず新規の方に興味を持たせる作品ではあるんじゃないかと思います。黒田の物語は14話で一旦閉幕、第二章の予定があるとのこと。

試し読み サイコミ

アルティメットジャンケン(いぬころすけ)

予知能力、超反射神経、強運、大富豪……さまざまな特性を持つ強者たちが競うのは、能力アリのじゃんけんトーナメント。それぞれ自分の能力を最大限生かし、相手の能力を無効化するべく策を凝らす戦いは、しだいにただのチート戦ではなく頭脳戦、集団戦の様相を帯びていく。最後に勝つのは誰か?

アルティメットジャンケン

第3話より

限定条件内でどう能力を応用するか、というアイデアの豊富さ、頭の柔らかさが光る作品です。さらに退場した選手も会場に残り、他の選手を手助けしたり、復讐の期を狙ったりで能力×能力によりキャラクターごちゃまぜの戦略戦が展開されていきます。

本作終了後、続編「アルティメットお遊び」がスタート。最初のアルティメットすごろくが全3話で相当盛り上げてくれるので、短いのから読みたい方はそれ先に読むのもいいと思います。

試し読み ジャンプルーキー!

メイコの遊び場(岡田索雲)

1970年代初頭、大阪。ファミコン発売の約10年前、少年少女は空き地で釘や虫、植物や地面を使ったさまざまな遊びを伝承・開発していた。ふいに現れた眼帯少女・メイコも、気のいい少年に誘われてその仲間入りをして昭和の遊びに取り憑かれる。彼女の夜の仕事である、殺し屋の仕事に影響するほどに……。

メイコの遊び場

6話目”蒲公英”(1巻収録)より

聞いたこともないような遊びがいくつも登場し、知っている世代には懐郷の念を、若い世代には好奇心を覚えさせる昭和ロマンホラーです。「夢の世界」の描写は淡泊かつ不気味で、昼と夜、子供と大人のギャップも魅力。
無感情な少女、メイコの成長と変化も読みどころのひとつ。


「漫画アクション」で2018~2020年連載、全3巻で完結

類似作 ペット(三宅乱丈)

試し読み コミックシーモア

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