姉弟だったり隣人だったり。交わらない線が絡み合う、おねショタマンガおすすめセレクション

半ズボンという名の凶器

ショタコン、という言葉に聞き覚えのない方もいるかもしれません(が、そういう人は検索してここに辿り着かない気もします)。一応解説しますと、ショタコンは「鉄人28号」に登場する金田正太郎君を語源とし、ロリコンの対義語として考案された言葉です。このショタとお姉さんの組み合わせでおねショタというわけで、逆にするとおにロリなわけですが、そういうジャンル分けはあんまり見ないです(犯罪っぽいからでしょうか)。

一般漫画でもまあまあ見かけるジャンルで、ただ他のジャンルとかなりかぶるので「おねショタメイン」の作品に絞って紹介していくつもりです。恋愛要素はなくてもOK。割と昔のマンガでいくつかあったなーと思うんですがタイトルが思い出せないので、思い出し次第そのへんも追加していく所存です。

【オススメ】私の少年(高野ひと深)

30歳のOL・多和田聡子はひとり寂しくサッカーの練習をする12歳の小学生男子・早見真修と出会い、彼との秘密の特訓に付き合う中でぼんやりした生活に手ごたえを取り戻していく。しかしその「不審」な関係はやがて周囲に見とがめられ、問題視されることになっていき――

とにかく真修くんが半端なく、ガチショタの編集者の添削もあいまってその破壊力は歴代ショタキャラの中でもトップクラス(当サイト調べ)。読む者は彼の魅力に惹きこまれ、ふたりの行く末を見届けずにいられなくなります。


男女関係なくおすすめ。「このマンガがすごい!」2017オトコ編2位。

試し読み 双葉社公式サイト

姉なるもの(飯田ぽち。)

誰からも疎まれ、昏い眼をした少年・夕。母の従弟にあたるおじさんはまだマシだったが、「蔵には絶対に入ってはいけない」と厳命を受ける。
そのおじさんが入院してしまい、止むを得ず足を踏み入れた蔵の中で、彼は牡牛の角と山羊の蹄を持つ美しい悪魔と出会うことに……。

ひとつだけ願いをかなえるという悪魔に、「大事なもの」と引き換えに彼が欲したもの。それは彼の孤独な魂を癒す「姉」の存在だった――
意外とこの悪魔(姉として「千夜」と名乗る)が人間味を持ち合わせ、ポカミスしたり夕に危害を加えるものに悪魔の力を発揮したりする日常系? コメディ。元ネタはクトゥルフ神話で、そっちも知ってるとニヤリとする場面もあり。

元は成人向けの同人作品を一般向けに再構成した逆輸入系おねショタマンガ。どっちかというとお姉ちゃんメインの作品。

さほど斬新な切り口でもないですが、ひとりの少年が家族を得る展開がどこかのんびりしたトーンで描かれ、舞台が結構な田舎町であることもあって外界から隔離されたような安全感があります。しかしその歪な安寧は永遠に続くはずもなく……。

試し読み 公式サイト

姉のおなかをふくらませるのは僕(原作:坂井音太 漫画:恩田チロ)

プロレス好きの女子高生・市川京子と、その弟で料理上手の忍。
ある事情でふたり暮らしをする姉弟のほのぼのした(しかしバイオレンスな)日常と、やたらうまそうな料理で綴るタイトル詐欺系おねショタ飯テロ漫画です。

割と忍くんが年上女性にチヤホヤされ、恋愛要素もやがてクローズアップされていくことがほのめかされますが、基本は読むと腹が減る仲の良い家族もの。あとカードゲームしたりゲーセン行ったり、普通に日常系読みたい人にも割とおすすめ。

料理は実用的。4巻の素麺は読んだ直後にマネした思い出深い一品です。たしかにナスは合う。天ぷらも合いますし、素麺と油ものは意外と相性いいですね。

試し読み コミックシーモア

ヤンキーショタとオタクお姉さん(星海ユミ)

ごく普通のOLだがちょっと……いやだいぶ……オタク趣味をこじらせている佐伯かづ子。二次元ショタをこよなく愛し、三次元ヤンキーと男を恐れる彼女にやたらつきまとってくるのは小学生ヤンキーの愛川龍桜。

愛川くんの真意が読めないかづ子はビビりっぱなしだが、実は愛川くんはただ単にかづ子が好きなだけで……?
すれ違うちょっとズレたおねショタが織りなすオタク寄りラブコメディー。

最初は「ヤンキーかぁ……」と思って読み始めましたが愛川くんはなかなか良いショタっぷり。はやく大人になってかづ子と対等になりたいと精一杯背伸びする姿は世の女性たちの母性本能とかSっ気とかを刺激してやまないでしょう(たぶん)。

オタクネタも多いです。カテゴリ作ってわかったんですけどオタク系のマンガはかなり高確率でpixivで読めるんですよね。なぜだ。中の人が好きなのか。

試し読み ガンガンONLINE

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