【一般向け】男の夢は女の涙でできている? 彼女が来たら本棚の裏へ隠される、おすすめハーレム・多角関係・重婚系マンガ

解説しよう!

おねショタカテゴリ作った時にまあ……なんというか……「エロ」という単語がついた検索でお越しになる方が多くいらしたんですね。一カ月ぐらい。で、なんか申し訳ないなーと思ったので、このカテゴリに関しては頭に一般向けと付けて強調してる形です。これ一般向けでいいのか? みたいな作品も混ざってる気はしますが。
基本はモテ男カテゴリですが、権力/能力持ちの場合も多いです。男性(普通は)ひとりに対して多数の女性が登場し、多対一の関係を成立させてもよし、その中から運命の一人を探してもよし。状態としてハーレムっぽくなっていれば、実質モテてなくてもいいです。
このカテゴリに関しては下にいくほど大きなお友達向けという構成となっております。女性ひとりが男性複数に言い寄られる、みたいなのは別に作る予定。

【オススメ】恋は光(秋☆枝)

色々な事情により若干ぼっち気味、女性との会話を苦手とする男子大学生・西条。そんな彼には「恋をしている女性」が光って見えるという特殊な能力があった。たまたま講義で隣の席に座った変人理屈屋女子・東雲の「恋というものを知りたい」という言葉に触発された彼は、友人の北代に相談した末に東雲に交換日記を申し出る。ちょっと世間からズレたふたりは順調に仲良くなっていくが、そんな彼らの前に西条に対して光を放つ女の子が現れて――?

この「恋をしている女性が光る」というのは西条の推測でしかなく、この物語は能力の真相を与えられた条件から推理するミステリとしての貌を持ちます。登場人物がそれを調査する理由が色恋沙汰として用意される動機づけが素晴らしく自然。
と同時に清純派恋愛ものとして十分に面白く、構成も美しいおすすめの作品です(ラストは賛否両論)。全7巻。

割と最近の恋愛ものに共通して感じる傾向ですが、特にこのマンガではあまり秘密を作らず、登場人物が突出した行動を取った場合(デート行ったとか)、すぐにその情報がキャラクタ内で共有されます。このへんは好みもあるでしょうが、僕は好き(疲れないので)。


レビュー見る限り多くの人と同様に、僕もちがうラストを予想していました。作品全体のテーマからすると腑に落ちる決着ではありますが、近年稀に見る挫折感を残すハッピーエンドでした。7巻100ページぐらいで、彼女には感情を剥き出しにして西条をボコボコにして欲しかった。
キャラクタに北西東と中央がいて南がいないので、宿木さんのフルネームがみなみちゃんなのかな? とか思ってましたが、どうも「いちご100%」のオマージュみたいですね。そっち読んでないけど読むと意味がわかるのかな。

ノブナガ先生の幼な妻(紺野あずれ)

歴史上の偉人と一文字違いの名を与えられたために、覚えやすいがネタにもされやすい宿命を持つ中学校社会科教師・織田信永(28)。「突然俺のことを好きな女の子が現れないか」と夢想する彼の前に空中から現れちゃったのは、信長の正室・帰蝶(数えで15歳)だった。信永を信長と勘違いし、政略結婚のため執拗に子作りを狙う帰朝だったが、手を出したら信永が社会的に死ぬ。しかも新たなる信長ゆかりの女が過去から現れて、信永はどんどんおかしな方向にモテていくことに――?

タイムスリップ戦国系ハーレムものです。なんつうかシンプルに馬鹿々々しくていい。読者側では何も考えずに楽しめますが、この手の作品では珍しく帰蝶が過去からタイムスリップしてきた人間が周りの人間(結構広い)に周知されたりして、ただのテンプレ展開ではなく細かい矛盾から逃げない細やかさを兼ね備えた上でのストレスのなさです。

一応ラブコメっぽいんですが僕の中ではほぼギャグ漫画。ヒロイン? 帰蝶はジト目クールロリ(主人公評)で、何かというとばっさばっさ脱ぎ、サービスシーン豊富なんですがぺったんこで父性本能すら刺激される始末。他のヒロインにはもうちょっと羞恥心のある人間もおり、紺野先生の赤面ヒロインが見たい諸兄も納得の作りです。
ギャルゲオタの信永の発言が清々しくアレなのもいいですね。彼の名前が一文字違ったおかげで紹介的には助かりました。

ピーター・グリルと賢者の時間(檜山大輔)

剣爛武闘祭を見事勝ち抜き、晴れて地上最強の名誉を手にしたヒューマン(♂)の戦士ピーター・グリル。その目的は自らの実力を示し、恋人・ルヴェリア・サンクトゥスとの結婚を許してもらうため……しかし彼の圧倒的な戦闘能力を自らの血族に取り込まんと、オーガだのエルフだのの美少女が次々現れては、あの手この手で彼を誘惑しにかかる――割にはなぜかエロくない、ファンタジー世界のハーレム・シチュエーション・コメディ。

率直に言うと女の子の身体がのっぺりしてる、かつ直接的な描写はほぼないため題材と画面にギャップがあるのは否めません。誘惑に屈しひたすら朝チュンを繰り返す男がどんどん深みに嵌まっていく作品ということで、受動的にいろんな子にモテたいという願望を直球で刺激してくるような作品です。

ただし状況的にはどんどん深みにハマっていき、取り返しのつかないことになってくのでサスペンスみはたっぷり。あとくされのなさも段々怪しくなってきて、人によっては胃が痛くなるかも。

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【オススメ】(NON)

お人よしで惚れっぽく、「またしても」恋人が既婚者だったことに傷ついた前園小春は故郷北つばめ市に帰郷し、そこで父が入院していて、店は多額の借金により差し押さえ寸前であることを知る。そんな彼女の前に救いの手が差し伸べられる――資産家の変態男・伊達龍之介が彼女との結婚を望んでいるのだ。ただし、北つばめ市が実験的に進める一夫多妻制度、ハーレム婚=ハレ婚に基づいた第三夫人として、他のふたりの妻と同居する形でではあるが。

変わり種ですが夫婦の物語であり、家族の関係・心情の移り変わりを描きます。時には親友のように振る舞い、時には辛らつな言葉をぶつけあう。愛を深めれば深めるほど苦しみを増すハレ婚制度の中で、彼女たちはうまく折り合いをつけていけるのか?

題材上さまざまな美女によるサービスシーンも盛りだくさん、ハーレムものらしいハーレムものを読みたい方にもおすすめ。男性作者が男性ハーレムを描くと大体「いい人」になりますが、女性作者による男性のハーレムものということで、男性が積極的でちょっとアブノーマルな実際にモテそうな人物に設定されてます。男性作者の女性ハーレムもそういえばあんまり見ないですが、意外とブルーオーシャンなのかも? 全19巻で完結。

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結婚指輪物語(めいびい)

ごく普通の高校生・サトウと、幼馴染の少女ヒメ。お互いに思い合うふたりだったが、ヒメは異世界で「光の指輪」の保有者として、見知らぬ相手と結婚する定めを持っていた。別れを告げた彼女を追いかけたサトウは、すったもんだあって彼女の夫として「指輪王」となり、深淵の魔物との果てしない争いに巻き込まれることになる。
異世界の命運はいかに、そして指輪王としての真の力を発揮するため、他にも4人の姫君と結婚しなくてはいけないサトウは、姫への貞操を守り切れるのか――?

異世界ファンタジー×ハーレムラブコメで、指輪王は世界の希望なのでみんながちやほやしてくれるという、男の子の夢全部盛りみたいなマンガです。

女の子は概ね積極的で、サービスシーンも充実の仕上がり。謎の貞操観念を見せるサトウくんと嫉妬深いヒメのおかげで、どうにか一般誌枠に踏みとどまっている様相です。
元祖指輪物語の印象があるのでちょっと違うのを想像してましたが、これはこれで。

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異世界迷宮でハーレムを(原作:蘇我捨恥 キャラクター原案:四季童子 漫画:氷樹一世)

オンラインゲームをプレイしていたはずが、気が付くと異世界で目を覚ました高校生の加賀道夫。「鑑定」スキルでボーナス装備を発見した彼は、さっそく盗賊たちを斬り殺し、平和な現実世界へと帰ろうとする――しかしそれは叶わない。彼は自分自身が適当にセッティングしたこの世界で、自力で生き抜いていかなくてはいけないのだ。
この世界について多くを知る前に、彼は運命の出会いをしてしまう。期限は五日。奴隷として売買される獣人美少女のロクサーヌを「購入」するためには、地道な迷宮探索では間に合わない。彼は付け焼刃の知識と実力で、彼女を買えるだけの資金を得るために大きなリスクを踏むことになる。

ちょっと驚いたのが、「刃物が人の喉を貫通する」描写とかが普通に出てくること。このタイトルから予想もつかない大真面目かつ残酷描写のあるゲーム系異世界ものです。
タイトル通りの要素もあるんですが、氷樹先生のロクサーヌへの愛情は異常。手段は相当歪ですが、ひとりの女の子を手に入れるためにあの手この手で努力して達成するという、ひとつのエピソードを締めくくるにふさわしい色々と濃厚な描写を見せてくれます。

原作止まっちゃってるらしくレビューも言いたい放題言われてますが、とりあえず2巻まで読んで結構な満足感がありました(まだハーレムにはなってませんが)。「MPを消費すると気弱になる」とか「ボックスの仕様」とか、細かいところが凝ってるのも心地いい。ただまあ、色々と男性向けの作品だとは思います。

終末のハーレム(原作:LINK 漫画:宵野コタロー)

2040年の医学では治療することができない難病、「細胞硬化症」。その治療法が確立されるためには、時間の流れに想い人・橘絵理沙を残し、数年のコールドスリープにつく必要があった。だが、水原怜人が目覚めた未来は彼が望んだものとは変わってしまっていた。世界中の男性のほとんどが死に絶え、人工授精も失敗し、「人類を救うため」出会ったばかりの数多くの女性から関係を迫られる異常な状況の中で、行方の知れない絵理沙を探し、残り少ない男性たちを救うための怜人の孤独な闘いが始まる。

ジャンプ+の人気作ですが、WEB媒体とはいえ「よくこれ連載できたな」というのが率直な感想で、設定が完全にアダルトです。描写もまあ割とコーナー攻めてくる感じで、規制の厳しいiOSアプリではしょっちゅう公開停止に追い込まれてるらしいです。なお、謎のノイズや光や湯気がコミックスではなくなるという例の販促方法がとられている作品でもあります。

これで主人公がゲス野郎だと目も当てられないことになりますが、破滅への時間制限と純粋過ぎる性格でしっかり少年マンガらしい方向へ話を進めようとしてくれるため、主人公が(多数派の)読者の期待を常に裏切るという珍しいといえば珍しいマンガ。そのへんは他のメイティングスタッフの皆さんがカバーする方向ですね。
宵野先生はもともと成人系で活躍されていた方で、ある意味非常に有効な一手を打った感があるな、とか思ったりもしないでもない。

試し読み 少年ジャンプ+

終末のハーレム ファンタジア(原作:LINK 漫画:SAVAN)

権力もいらない。領土もいらない。しかし力がなければたったひとりの想い人すら守れない。小国の跡取り息子・アルクは、謎の美女との厳しい約束に従うことにより、血を与えるだけで女を欲情させる力・マハトを手に入れる。しかし力を安定させるためには、数多くの女性を配下に置く必要が――

スピンオフではなく話・設定は別モノ。基本的に裸体パワーで集客するマンガですが、敗北→修行→覚醒という作りは普通に熱い。主人公が優等生系王子、獣人だの盗賊だの属性がはっきりした登場ヒロインと設定も定番で、この話まんま使ってエロゲのSLG作れそうです。

終末のハーレム ファンタジア

第7話”味方”(2巻収録)より


途中グダりますが、ヒロイン再登場でリブートといった感じ。裸体ノルマにこだわらないほうがもっと面白くなると思うんですけど、これはもうしょうがない。

試し読み 少年ジャンプ公式サイト

人食いダンジョンへようこそ!(原作:一年新 キャラクター原案:しりー 漫画:天道まさえ)

半分魔族の血を引くとして疎まれ、村の隅で古宿屋を営む青年・エリオット。そんな彼がまさか多くの魔物を従え、地下迷宮の支配者となるとは彼自身想像もしていなかった。村の「共有財産」である少女・ダリアが、村長が傭兵を雇って自分を殺そうとしていると聞くまでは――出てくるキャラクターを片っ端から奴隷にしていく、ダンジョン経営ハーレムファンタジー。

もはや一般誌とは……という状態です。掲載媒体のコミックヴァルキリー自体が境界線上にいるのでしょうがない。
作画が良くて雰囲気あるというか、サラッと描いてる背景とかがかなり上手く、服装も凝ってます。なろう系原作ものだと「異世界感」は上位。構図の引き出しも多いです。

展開はダークでなかなかに胸糞悪く、「悪役」主人公がまだマシ、というぐらいろくでもない男ばかり出てきます。サービスシーンてんこもり、あとはそういうのを罠にかけて破滅させる暗い悦びを楽しむようなマンガです。

試し読み コミックヴァルキリー

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