おすすめの名作マンガランキング2018版。今年読んで面白かったマンガ20選

また一年が終わる

2017年ランキング

年末ですねー! 今年はいかがでしたか? うちのサイトはそろそろキツくなってきたので更新頻度減らしましたが、それでも数えてみると今年トータルで大体300作品ぐらい追加してました。未紹介作品も含めればこの倍以上読んでます。
その中から独断と偏見の厳選20作品をランキングにご紹介するのがこちらのコーナーとなります。ルールは去年と同じく、「2018年に初めて読んだ作品」であることと、「ひとつのランキングに同じ作者の作品はひとつまで」であることとします(今年発行された作品である必要はない)。例によってまだカテゴリ作ってなくて紹介してない作品が混じっているのはご愛嬌。
良かったら楽しい年末年始のおともにしてください。来年もよろしくお願いいたします。では、どうぞ!

20位:ラララ(金田一蓮十郎)


金田一先生はどれ読んでも面白く、一冊読み終えるといい時間を過ごしたという印象が残ります。このマンガでは社会不適合者が主人公ということでバランス次第で痛々しくなりますが、むしろ憧れさせるぐらいでないと主人公としても不適合なわけで、そのへんの舵取りの安定感はさすが。外さない面白さです。

紹介記事(夫婦カテゴリ)

19位:未完成ピアニスト(筒井美雪)

オレ様系王子様キャラと超絶上がり症の少女がピアノを通して知り合う音楽学校ラブコメ。プロット的にどうこう以上のサービス精神があって、読んでてもてなされた感があります。おまけマンガが面白い。

紹介記事(音楽カテゴリ)

18位:蜜の島(小池ノクト)

10ヶ月ぐらい前に読んだ作品ですが、まだ普通にストーリー覚えてるあたりかなり僕はこの作品が好きなようです。マンガでこういうトリックをやってくれる作品は貴重。エログロホラーだけではない小池先生の知的な一面が堪能できます。

紹介記事(ミステリカテゴリ)

17位:マキとマミ(町田粥)

最初ナンバリングなしで単行本が出たんですが、8月に2巻が出て割とテンション上がりました。衰退ジャンルに情熱をささげてなんなら需要と供給を自給自足するファンの姿を描いた形容しがたいギャグ漫画です。いかにもなオタクものではなく、デキるOLが熱弁してるのが業っぽくていい。

紹介記事(オタクカテゴリ)

16位:ダイヤのA(寺嶋裕二)


マガジンのロングラン野球マンガですが今年初読。「リアルな野球マンガ」と一口に言っても色々で、このマンガではそもそも主人公だからといって活躍できるとは限らない、というミもフタもないリアルを提示されたような気がします。さすがに少年マンガなんでそこはそれなりにアレしますけど、まあそりゃそうだよなと。

紹介記事(野球カテゴリ)

15位:ふたりモノローグ(ツナミノユウ)

佐呂間

34話”靴の下の楽園”(2巻収録)より


溺愛系サイコ学園コメディ。たまにこういうの読むとほっとします。

紹介記事(学校生活カテゴリ)

14位:先生の白い嘘(鳥飼茜)

これは何カテゴリで紹介したらいいのか。被害者カテゴリ、とかでしょうか。
解説で萩尾望都先生も仰っていますが、この題材を選ぶ視点と読者に読むことで痛みを強いる内容が最大の魅力。この話は感覚的に僕には理解できない点が多くあるはずですが、それでも止まらなくなる面白さがありました。女性のほうが刺さる可能性は高いと思います。

13位:銃座のウルナ(伊図透)

第1話読んでて、最初全然脳が目の前の情報を処理できなかったのは新鮮でした。主にヅードのデザインが予想外過ぎた。3巻までで既に大作感ありますが、まだまだそこからが本番。

紹介記事(架空戦記カテゴリ)

12位:圕の大魔術師(原作:ソフィ=シュイム 漫画:泉光)


「怪物事変」「アクセル・ワールド」「魔法使いと竜の屋根裏」あたりも面白かったですが、今年読んだ少年マンガっぽいのだとこれが一番グッときた気がします。まだH×Hでいえばハンター試験やってるぐらいの感じなんで、ここからどう化けるかはよくわかんないですけど。世界観と絵の相性がすごくいい。

紹介記事(ファンタジーカテゴリ)

11位:官能先生(吉田基已)


今年も面白い恋愛ものをたくさん読みましたがこれもそのひとつ。最近は年の差もの流行ってるんですかね? 主人公の小説家は40男にしてはイケメンですが、その分内面が攻めてます。

紹介記事(小説家カテゴリ)

10位:セントールの悩み(村山慶)


下半身がお馬さんのケンタウロス少女の生活を描いたマンガなんですが、歴史設定の異様な細かさや社会情勢の奇妙なリアリズムで社会派人外萌えマンガみたいなことになっていて、キャラクターにも常にギャップやズレが生じているしいきなり全く違う話になったりもします。割とジャンル不明ですが面白い。百合、ディストピア要素もあり。

紹介記事(モン娘カテゴリ)

9位:かくかくしかじか(東村アキコ)

東村先生の過去を振り返る自伝的美大受験~漫画家デビューの時期を題材とした作品で、実質的な主人公は絵の手ほどきを竹刀片手に施してくれた東村先生の先生です。これも一気に読まされました。

紹介記事(アートカテゴリ)

8位:ネメシスの杖(朱戸アオ)

パンデミックカテゴリをやってく上で避けては通れない朱戸先生の寄生虫マンガ。パンデミックはたまにあっても読むといいのがなかなかないので、来年もう一作朱戸先生追加する可能性があります。続編(インハンド)もめちゃめちゃ面白い。

紹介記事(寄生カテゴリ)

7位:青楼オペラ(桜小路かのこ)

江戸時代の吉原を舞台とした身分違いの恋愛もの。読んでテンション上がってだいぶ気色悪い感想を書いた記憶があります。修正したんですが、今見たらそれでもまだ気色悪さが残ってました。中年男性の客観性を失わせるおすすめの少女マンガです。

紹介記事(恋愛カテゴリ)

6位:北北西に曇と往け(入江亜季)


これは読んでる間は今年の1位かな、と思ってた作品です。ただ、読み終えて数ヶ月経つと意外と印象が残ってない。年末に読んでたら順位違ってたかもしれませんが、それ言ったら他の作品みんなそうですね。
元ネタの「北北西に進路を取れ」は実は作中で北北西に向かわないらしいですが、このマンガではアイスランドが重要なストーリー上の拠点となりますのでタイトルに偽りなし、観光ガイドとしてもお役にたちます。

紹介記事(ファンタジーカテゴリ)

5位:王妃マルゴ(萩尾望都)

淫蕩な悪女として知られる王女マルゴを可憐な少女時代から描く歴史ドラマ。16世紀フランスということで知識なさ過ぎて、作品読んで解説記事作っちゃったのはたぶんこれが初。その解説記事も放置してて大変申し訳ないです(どこかのタイミングで書きます)。

紹介記事(歴史カテゴリ)

4位:この愛は、異端。(森山絵凪)


2018年末時点でうちのサイトで一番売り上げがあった作品。一瞬で有名になってほっとしました。端整でいてどこか尖ったビジュアルの悪魔、彼に庇護される少女の繊細な髪や豊満な肉体を描く画力は申し分なく、ストーリーのテンポも良好。先月出た3巻で一区切り付けました。新創刊の「ハレム」でベリアル目線のスピンオフも始まったようで、まだ読んでないですがそちらも期待したいです。

紹介記事(恋愛カテゴリ)

3位:夢の中 悪夢の中(三原順)

これを読んだ後三原先生の他のマンガもいくつか読んでみたんですけど、意外にもそっちはあまり僕にハマりませんでした。この短編集だけが奇跡のように僕の鳩尾深く突き刺さるのです。「毒親」を扱った短編集としては短編カテゴリトップに置いた「イグアナの娘」も大好きですが、あれに近いレベルの快感がありました。こっちのほうはそのベクトルがちょっと暗い方向へ向かいますが……。

紹介記事(家族カテゴリ)

2位:青野くんに触りたいから死にたい(椎名うみ)

これは1巻読んだ時点ではそうでもなかったんですが、2巻、3巻と続けて読むにつれて平坦な坂道が崖にすり替わるように面白くなっていった作品です。少女マンガのような絵ですが表情の描き方が独特で、ポイントポイントだけ青年誌的リアルさと絶妙にブレンドされていてまあ怖い。ゆったりとしたコマ割りも怖い。それでいてなぜか癒される。


紹介記事(幽霊カテゴリ)

1位:ミステリと言う勿れ(田村由美)

僕は田村先生のファンなので出来レース感あって申し訳ないですが、今年読んでもっとも夢中にさせられて、先が気になる作品がどれ? ということになるとぱっと思いつくのはこれ。天パが延々喋り倒すだけの話ですが、読んでると脳汁出ます。

紹介記事(ミステリカテゴリ)

かくして平成は終わる

でした。割と恋愛ものが強かった印象ですが、ちょっと読むものが偏っていた感はあります。なろう系も意識的にたくさん読んだんですが、その中だと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」が一番良かったですね。入れてませんけど。
来年も面白いマンガとの出会いを求めつつ、淡々と作品数増やしていきたいと思います。よいお年を。

(追記)「サイコろまんちか」入れ忘れましたね。「今年読んだ少年マンガだと」じゃないって。一度公開したランキングをいじるのもなんなので次点といたします。ここまで読んでしまった人は要チェックや!

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