目を離すとなんかしてる。小さな怪物たちとの心の交流を描く、おすすめ子育て・育児マンガ

ねえなんで~?


ニョキニョキ育っていく子供たちと、それに振り回される保護者を描く子育てマンガカテゴリです。子供がみんなで遊んでるマンガとかは入れず、子育てにまつわる苦労、実情、親の心理を描くような作品がメインとなります。保育園や幼稚園の先生とかも内容によっては入ります。
特に年齢制限考えてないですが、基本は誕生~小学生ぐらいでしょうか。そっから先に育ってく分にはしょうがないので、読みながらありし日に思いをはせましょう。

【オススメ】うさぎドロップ(宇仁田ゆみ)

祖父の葬儀でその隠し子、鹿賀りんの存在が明らかになった。明らかに難色を示す親族たちに嫌気がさし、勢いで河地大吉(30歳、独身)は彼女を引き取ってしまう。煙草も辞め、呑みも断り、陰口を叩かれ、仕事と育児の両立はシビア。しかしこれが自分の人生を犠牲にしているかというと――どうだろう? 育児マンガで必ず名があがる名作。

前半部分の延長で進めても名作だったでしょうが、そこから獣道に分け入るような後半がスタートしてびっくりしました。なんにせよ引き伸ばしをせず、惰性で無難に話を進めないスピリッツは僕は好きです。2~3種類のマンガをまとめて読んだような感覚がありました。

最後の展開は僕の感想は「そういう問題ではない」なんですが、まあ余計なお世話ですね。なんにせよ一読の価値はある作品です。全10巻で完結。アニメ化もされてそっちも評判は上々なので、お好みで。

試し読み マンガボックス

【オススメ】37.5℃の涙(椎名チカ)

笑顔がうまく作れない新米病児保育士の杉崎桃子がさまざまな家庭に派遣され、さまざまな家庭問題に直面していきます。桃子自体が虐待を受けた過去を持っており、つい深入りをしてはクレームを受けてしまうのですが……。
3巻で一度完結。その後ドラマ化に合わせて連載が再開しています。

育児系マンガはつらい内容のものが多いため二の足を踏んでましたが、読んでみたらとても面白かったです。お仕事ものとしては珍しく、恋愛要素にも力が入っています。一種の救いの物語でもあり、テーマの割に全体感が明るいのが最大の特徴。

(多少誇張されてる気がしますが)夫の不理解による問題とかも見られますので、円満なご家庭のために男性も読んでみると参考になるかと。

ひゃくにちかん!!(那多ここね)

家に帰ると、知らない女の子がいた。両親がそれぞれ海外旅行に出かけたため、ふたりぐらしをやむなくされた高校生の坂口秀人と幼稚園児のちほ。その期間は約3カ月、つまり大体100日間――機嫌が悪くなったり、突然おままごとに引き摺り込んだり、変な生物拾ってきたりするちほと秀人の日常を描く日常系預かりっ子マンガ。

ちほは精神状態によってツインテールが上下運動するタイプの幼女で、子育てマンガの正道を歩む「イラッとしない程度の我儘さ」をわきまえてます。

ちほの親は無責任というか、楽天的過ぎる気はします。まあ、それを言ったら……という作品はいっぱいあるので、何をいまさらという感じではありますけど。

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